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TOP 経済人のコラム(時局寸評) “風林火山歴史ウオーク”を山梨再訪促すイベントに

“風林火山歴史ウオーク”を山梨再訪促すイベントに

 甲府市内の武田信玄ゆかりのスポットを巡る「風林火山歴史ウオーク」の実行委員長を務める。10月30日の開催を前に「県外から参加した人が『また山梨に来たい』と思えるようなイベントにしたい」と語る。

 「山梨にはPRできる資源が豊富にある。地域みんなで協力して盛り上げていけば、活性化につながる」。山梨経済同友会常任幹事として、イベントが観光振興の一助になれば、との思いは強い。

 歴史ウオークは昨年スタートした。今年は県内ワインメーカー10社のワインが試飲できる「やまなしワインカーニバル」を開催。生産者から醸造のこだわりを聞きながら、自慢のワインを味わえる。

 東日本大震災の復興支援を目的にしたチャリティーバザーも予定。被災者は仕事や住宅などさまざまな問題を抱えている。金銭面だけでなく、精神面のサポートも必要。継続して支援する形を考えていきたい」

 自らも早朝、自宅周辺をウオーキングすることがあり、気分転換や夫婦で会話する機会になっているという。「イベントでは、家族や友人との会話を楽しみながら歩いてほしい。県内外からの参加者との新しい出会いの場にもなれば」と話す。

 印傳屋上原勇七では専務取締役を務め、新製品の開発や商品チェックを行う製造・生産部門を担当。「簡単なことではないが、印傳ブランドを世界に広めていきたい」と夢を語る。

 趣味はサッカー。ヴァンフォーレ甲府(VF甲府)の試合を観戦に訪れるほか、自らも地元のチームに所属し、月に2回ほど汗を流している。「仲間で協力してパスをつなぎ、ゴールを決める一体感、充実感が魅力」と笑顔を見せる。